作品紹介シリーズその2(恩田 海 2nd Singleより)

作品紹介
いつもご利用ありがとうございます。
GuitaRist、Engineer、Composer3つで通称RECer(レッカー)の松田です。
おかげさまで今までたくさんの作品に関わらせていただいたのでその作品をエンジニア目線と1リスナーとして紹介するシリーズです!!
シンガーソングライターの恩田海さん(https://twitter.com/onda_sea)の、2nd Single『スコール/窓を開けたら』の全曲レコーディングとミックスマスタリングをさせていただきました。(購入はこちら
mixと録音に関してちょっと説明。

1曲目『スコール』

この曲の注目はボーカル、特にサビの部分がわかりやすいんですがあれはピッチ修正を極端にかけることでエフェクティブなボイスになる、ケロケロボイスといわれるものです。これは結構色んなジャンルで使われていてperfumeが流行らせたんじゃないかと勝手に思っています。
ちなみにこの加工は元々の歌い方に癖をつけて歌うとよりエフェクティブになります!平坦に歌うとあまり加工できないというものなので何回か録り直したりあえてピッチを外して歌ってもらったりっていうのを試したりもしましたね〜、懐かしい!

2曲目『窓を開けたら』

この曲はガットギターが大変美しい…ってことでガットギターの録音に関して。
この曲は全体的にルームの響きが欲しかったのでガットギターを録音するときはあえて吸音材を使わずに録音!
(ボーカルにルーム感を出した録音をチョイスしなかったのはなぜだ!?と当時の自分に問いたい…w)
バンドもののジャンルの場合でアコギ等を録音する際は普段は吸音材を使用して調整します。こんなかんじのです。
この板で曲が求める響き方を調整して録音するってのが大事。基本は反響音が入らないように録音するのが吉!反響音を擬似的に追加することは比較的簡単だが、除去するのはほぼ無理だと思った方がいい。ものすごい不自然になる。
やはりいい音源はいい録り音から!
曲の良し悪しと音質は本来関係ないはずなのに音質が悪いと素晴らしい楽曲を伝えきれないのは間違いないです!もったいない!
レコーディングはマイキング反響の調整演者とのコミュニケーションの3つが大事!その3つを大切に考えながら初めてのレコーディングにも楽しく気楽に録音できるような環境を作っておりますのでぜひお気軽にご連絡ください!
レコーディング、mixいつでもご依頼お待ちしております!

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